2009年01月11日(日) 13時01分
阪神大震災14年:希望の灯り「分灯」囲み黙とう 市民団体、被災者と集い /兵庫(毎日新聞)
◇「週末ボランティア」
阪神大震災の被災者を訪ね続けている市民団体「週末ボランティア」(東條健司代表)は10日、神戸市中央区の「HAT神戸・脇の浜」で被災者とボランティアによる集いを開いた。参加した17人は今回初めて、同区の東遊園地にある「1・17希望の灯(あか)り」から分灯した明かりを囲み、震災の犠牲者に黙とうをささげた。
95年に仮設住宅を訪ねて以来、現在は月2回のペースで訪問。この日は、復興住宅の一室に集まって住民同士のつながりなどについて意見を交わした。会場を提供した被災者の倉谷志之武(しのぶ)さん(73)は「95年からずっとボランティアに携わっている。これからも生活相談など、できる限り協力したい」と話していた。【岩嶋悟】
〔神戸版〕
1月11日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090111-00000070-mailo-l28