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2009年01月11日(日) 09時58分

皆実が決勝へ 高校サッカー中国新聞

 第87回全国高校サッカー選手権大会は10日、埼玉スタジアムで準決勝があり、皆実(広島)が鹿島学園(茨城)を1—0で下し、初の決勝に進んだ。中国勢では2007年の作陽(岡山)以来2年ぶり、広島勢としては1969年の山陽以来、40年ぶりの決勝進出となった。

 序盤から押し気味に試合を進めた皆実だったが、前半は11本のシュートを放ちながらも無得点。試合が動いたのは後半12分。右サイドの崩しからFW金島悠太選手のゴールで先制。その後は安定感のある守りで鹿島学園の反撃を断った。

 鹿児島城西(鹿児島)—前橋育英(群馬)は激しい点の取り合いに。鹿児島城西は1—3から連続得点で逆転し、5—3で振り切り初の決勝進出を決めた。

 皆実—鹿児島城西の決勝は12日午後2時5分、東京・国立競技場である。皆実が勝てば1968年の山陽以来、41年ぶりの広島勢の大会制覇となる。

【写真説明】初の決勝進出を決め、ピッチの中央で喜ぶ皆実イレブン(撮影・荒木肇)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901110010.html