建設が進む新広島市民球場(広島市南区)や地元をPRするイベントが10日、近くのJR広島駅前の愛友市場であった。住民たちが新球場の建設工事を追ったビデオ作品を初披露するなどして、買い物客らに、地域の新たな魅力を紹介した。
カープ草創期を描いた紙芝居で幕開け。南区の住民は、一昨年秋からの新球場建設を撮影した約10分間の「新球場に夢のせて」を上映した。近くの東区住民も「ともに盛り上げよう」と参加。不動院(牛田新町)など地元の歴史をたどる創作落語で笑いを誘った。
【写真説明】新球場の完成予想図を掲げた会場で、落語の披露などがあったイベント