2009年01月11日(日) 00時20分
潜水艦「おやしお」、警戒船と接触…鹿児島沖で試験中(読売新聞)
10日午後8時ごろ、鹿児島県霧島市福山町の鹿児島湾に面する海上自衛隊鹿児島試験所の南西約3キロの沖合で、性能試験を行っていた海自横須賀基地所属の潜水艦「おやしお」=2750トン、艦長・峯村禎人(みねむらよしと)2等海佐(43)、85人乗り組み=が、海自隊員1人が乗り込んで現場海域を警戒していた漁船「第二十八亀丸」=4・5トン、酒元修一船長(51)=と接触した。漁船は船体の左後部が約50センチ欠けたが、自力で同試験所まで航行した。潜水艦は塗料の一部がはがれた。けが人や油の流出もないという。
鹿児島海上保安部や海上幕僚監部などによると、潜水艦は同日、午後5時ごろから航行の際のスクリュー音などの測定試験を行っていた。漁船は海自がチャーターし、ほかの船が近づかないように警戒していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090111-00000001-yom-soci