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2009年01月11日(日) 09時58分

処分場白紙撤回求める会結成中国新聞

 大田市が仁摩町宅野の民有地に建設を計画している不燃ごみ処分場をめぐり、住民が「宅野の自然と生活環境を守る会」(山上光俊代表)を結成。8日夜、候補地選びの疑問点や今後の活動方針を話し合った。会が集めている白紙撤回を求める署名は9日、地区人口の過半数に達した。

 8日の集会には約20人が出席。山上代表らは、予定地と住宅密集地が数百メートルしか離れていない点を問題視し「市は白紙撤回し、市民を交えた候補地選定に立ち戻るべきだ」と述べた。署名活動では住民と地権者の完全合意まで計画を進めないことを求め、地区人口の54%の357人分に達したという。

 市は住民合意を得て新年度に地質調査し、2013年度に供用開始させたいとしている。

【写真説明】市に処分場計画の白紙撤回を求める活動方針を話し合った会合

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901110013.html