コベルコ建機カップ中学生レスキューロボットコンテストが10日、東広島市高屋町の広島県立広島中であった。県内の11校から19チームが参加し、技術力や独創性を競った。
自作ロボットを操作し、障害物を避けながら災害の要救助者に見立てた人形2体を5分以内に救出する競技。安全性の評価点もあり、各チームはアームにスポンジを付けたり、人形を箱に入れて運んだりして、衝撃を和らげる工夫などをアピールしながら熱戦を繰り広げた。
実行委が毎年開き、5回目。最優秀のレスキュー大賞に輝いた広島中チームの主将で3年の国成竜之介君(15)=東広島市西条町=は「メンバーがそれぞれの役割をしっかりと果たせた」と喜んでいた。
【写真説明】救助ロボット(手前)を操作して人形を搬送用ロボットに移す参加者