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2009年01月10日(土) 15時01分

歌劇★ビジュー:「ラブレターrefrain〜14年目の記憶〜」神戸で上演 /兵庫毎日新聞

 ◇きょうから
 解散したOSK日本歌劇団の元トップスターらでつくる「歌劇★ビジュー」が10〜12日、神戸市中央区山本通2のライブハウス「神戸ウインターランド」で、阪神大震災をテーマにした「ラブレターrefrain〜14年目の記憶〜」を上演する。05年10月に上演した「ラブレター」が好評で、再演を決めた。同劇団が再演するのは珍しいという。
 ストーリーは、震災で記憶を失い、神戸を離れて暮らす主人公が、14年前に自分が書いた手紙を見つけ、誰にどんな思いをこめて書いたのかをたどるうちに、空白の年月を超えて震災と向き合っていく。元男役トップの那月峻(なつきしゅん)さんが主役を、美森あいかさんが相手役、一色すぐるさんが友人役を演じる。
 那月さんは公演を前に「震災を忘れてはいけない。たくさんの人に見てもらい、心のどこかに残してもらえれば」と話した。
 公演は、10日午後2時、5時▽11日正午、午後3時、6時▽12日正午、午後3時——の計7回。5000円。問い合わせは歌劇★ビジュー(0797・31・1933)へ。【辻加奈子】
〔神戸版〕

1月10日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000146-mailo-l28