広島市中心部は10日、上空に寒気が入り込み、雪が舞う寒い朝を迎えた。中区の最低気温は前日より1.5度、平年より0.4度低い1.6度を記録した。
安佐南区の祇園大橋では、コートやマフラーに身を包んだ人たちが頭に雪をかぶり、凍えながら自転車をこいでいた。広島県北では午前9時に庄原市高野で59センチ、北広島町八幡で53センチの今年最高の積雪を記録した。
広島地方気象台は、連休中はさらに冷え込むと予測。この冬、市中心部で初めての積雪の可能性もあるという。
【写真説明】寒気の影響で冷え込み、雪がちらつく広島市内=10日午前8時40分、祇園大橋(撮影・今田豊)