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2009年01月10日(土) 11時58分

緊急経済対策に公共事業など中国新聞

 福山市の羽田皓市長は9日、急速な景気悪化に対応する総額約3億200万円の緊急経済・雇用対策の内容を発表した。予備費2億500万円を充て、16日の市議会臨時会には9600万円の本年度一般会計補正予算案を提出する。

 緊急対策では、施設整備事業に約7400万円、維持補修事業に約1億円を計上。庁舎の自動ドアや市営住宅の改修、道路維持補修など、新規の公共事業を発注する。国の補助事業の私立保育所建て替えの助成も前倒しして実施する。

 また、募集していた臨時職員50人のうち、30人分の賃金1370万円を緊急雇用対策費として盛り込んでいる。市役所ロビーに雇用や住宅の相談窓口を設置。専門家が対応する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901100054.html