帝国データバンク広島支店がまとめた昨年12月の中国地方の景気動向調査は、50より上を「良い」、下を「悪い」とする業況判断指数(DI)が20.8となり、前月より4.2ポイント下がった。3カ月連続の悪化で、2カ月連続で過去最低を更新した。
同支店は「幅広い業種で景況感の悪化がみられ、先行き不透明感から景気の底が見えない状況が続きそう」とみている。
9業種中、8業種が悪化。製造は21.4で4.6ポイント、小売りは19.5で4.2ポイント、運輸・倉庫は18.8で7.9ポイントそれぞれ下がった。規模別は大企業が24.3で5.0ポイント、中小企業が20.1で3.8ポイント低下した。県別は5県ともダウンした。
12月下旬に1217社に聞き、667社(54.8%)が答えた。