広島入国管理局は、広島空港(三原市)の昨年1年間の国際線利用者数の速報値(概数)をまとめた。出入国合わせて30万9220人で、1993年の開港以来最多だった前年の35万6556人から13.3%減。2年連続で過去最多を更新していたが、減少に転じた。運賃に上乗せする燃油サーチャージの高騰や景気悪化の影響とみている。
日本人の出国は11万3460人(前年比16.1%減)、帰国は11万2810人(同15%減)。外国人の出国は3万8450人(同3.7%減)、入国は4万4500人(同8.6%減)だった。
年末年始(12月26日—1月6日)の出入国者数も1万1817人で、前年同期の1万3923人から15.1%減。出国は5785人(前年同期比16.6%減)、帰・入国は6032人(同13.7%減)だった。