広島市中区の中央新天地振興組合は、「ひろしまドリミネーション」で3日まで平和大通り沿道に飾られていたイルミネーション3基を、16日から3月20日まで東新天地公共広場で点灯させる。繁華街を彩ると同時に防犯効果も狙った。
9日は専門業者が仮置きをし、配線を最終確認した。イルミネーションはピンクのイチゴ、黄色のバナナ、青色のリンゴの3基。高さは2.2—0.5メートルで鉄の骨組みに電球が散りばめられている。
流川・薬研堀地区の町内会、商店街でつくる振興組合は、広場のイメージアップを目的に所有者の市に貸し出しを要請した。市は、11月中旬から1月上旬のドリミネーション期間外は南区の倉庫に眠るイルミネーションを活用できるうえ、防犯効果を期待して応じた。連日午後5時半から11時まで公園を照らし出す。
【写真説明】広場中央に仮置きされたイルミネーション