プロ野球・広島東洋カープの2008年のキャラクターグッズの売上高が10億1200万円と初めて10億円を突破したことが9日、分かった。広島市民球場の惜別グッズが大ヒットし、前年比38%の大幅増。新球場がオープンする今年は15億円を目標に準備を進める。
昨年は定番、企画ものを含め、過去最多の約300商品を発売。約26万人増えた観客動員数に比例し、売り上げを伸ばした。特に40種類を用意した市民球場記念グッズは売り切れが続出。2億6000万円を売り上げた。
09年版グッズは、2月1日から発売開始。今季からデザインが変更となるユニホームのレプリカだけでも3億円以上の売り上げを見込んでいる。4月3日には新球場内に常設店舗をオープン。新球場記念グッズも約50種類を用意する予定で、攻めの販売計画で目標額を目指す。
【写真説明】カープグッズを求めるファンでにぎわう、球場前の特設売り場(昨年9月28日)