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2009年01月10日(土) 11時58分

大学の新講義棟はエコ仕様中国新聞

 自家発電や雨水利用などエコロジー技術を導入した広島工業大の新講義棟「三宅の森 Nexus(ネクサス)21」が広島市佐伯区のキャンパスに完成し、9日、竣工式があった。運営母体の鶴学園の50周年記念事業の一環で、構内に点在する老朽化した講義棟を集約していく。

 10階建て延べ約3万6000平方メートル。5—10階に計58室の講義室を設置した。1、2階には約600人収容できる大ホールを備え、約450席の大食堂や、学生の自学自習スペースもある。

 環境に配慮し、天然ガスによる自家発電や排熱を空調エネルギーに利用するコージェネレーションシステムを導入。トイレの洗浄水や散水には雨水を活用する。総工費は74億2400万円。

【写真説明】広島工業大に完成した新講義棟。環境に配慮している

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901100045.html