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2009年01月10日(土) 16時31分

宮島航路 留学生がご案内中国新聞

 世界遺産の島、宮島(廿日市市)と対岸の宮島口を結ぶ宮島航路で10日、トルコからの留学生がインフォメーション・ガイドとして働き始めた。増加する外国人観光客へのサービス向上のため、フェリーを運航するJR西日本が募集、採用した。

 昨年9月から広島大教育学部で学ぶギュル・チャクマクさん(24)。2年前に日本企業の助成で旅行した際、「宮島の美しい景観に魅了された」という。日本について学ぶため、知人の勧めもあって応募した。パート職員として、土日曜と祝日の午前9時半—午後1時半、宮島口と宮島の両桟橋やJR宮島口駅などで案内する。

 勤務初日は、先輩ガイドの門橋京子さん(52)が指導。外国人客に英語の観光マップを手渡しながら、笑顔で切符売り場を案内したり、宮島について説明したりした。

【写真説明】先輩ガイドの指導を受けながら、外国人客に観光案内するチャクマクさん(中央)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901100289.html