がん患者とその子が思いをつづる冊子として広島の医療関係者たちが制作した「サポートブック」の活用策を探るワークショップが、23日午後3時半から広島市中区富士見町のエソール広島である。
子育て中の親20人が対象。冊子を制作したチームのメンバーが、絵本風に仕立てた思いを話す。参加者は冊子を手にしながら、がん患者にとどまらない活用の可能性をめぐって意見交換する。
ワークショップは、同じ会場で23、24日に開く「みんなで子育て応援フォーラム」(広島県、中国新聞社など主催)のひとこま。フォーラムは、育児に不安や負担を感じる親たちをどう支えるかをテーマに、地域や企業の支援態勢、食育の実践、父親の子育て経験談の発表などがある。
フォーラムは無料。ひろしまこども夢財団のホームページにある用紙で申し込む。夢財団=電話082(212)1007。