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2009年01月10日(土) 22時30分

“インドのホリエモン”逮捕 詐欺や偽造の疑い産経新聞

 【シンガポール支局】AP通信によると、インド南部のアンドラプラデシュ州警察は9日夜(日本時間10日未明)、インド第4位の情報技術(IT)企業「サティヤム・コンピューター」の創業者、ラマリンガ・ラジュ会長(54)と、ラジュ会長の弟のラマ・ラジュ同社社長を詐欺や偽造の疑いで逮捕した。

 ラジュ会長は7日、過去数年にわたって約10億ドル(約910億円)の架空の利益を計上するなど粉飾決算を行っていたと告白し、突然辞任していた。

 同社は1987年設立。米欧との時差を利用し、コールセンターの運用などで業績を伸ばし、日本など66カ国540を超える企業と契約するまで成長。ソニーや日産自動車などとも取引があった。

 ラジュ会長は日本のIT長者の先駆けともいえる存在だった。

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