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2009年01月10日(土) 05時37分

「ブラックベリー」宣伝効果は絶大=愛用のオバマ氏発言−米紙時事通信

 【ニューヨーク9日時事】オバマ次期米大統領が、今月20日の大統領就任後も、愛用する多機能型携帯電話「ブラックベリー」を手放したくないと発言し、9日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、1民間企業の製品の宣伝として、「これ以上の『広告塔』はあり得ないだろう」とする業界筋の話を伝えた。
 オバマ氏は7日、CNBCテレビなどとのインタビューで、セキュリティー上や法律上の理由でブラックベリーの使用を断念しなければならない可能性について、「取り上げられようとしているが、それにはまだ抵抗している」などと言明。友人らとの通信に長年使ってきた同製品への強い愛着を表明した。
 ブラックベリーはカナダ移動通信機器大手リサーチ・イン・モーション(RIM)のヒット商品。次期大統領はもちろん、謝礼を受け取れる立場にないが、同紙は、仮にオバマ氏が民間人だった場合、広告出演料は2500万〜5000万ドル(約23億〜45億円)以上に上るのではないかとの専門家の推計を紹介した。 

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