三原市は8日、緊急経済・雇用対策推進本部の会合を開いた。派遣契約の打ち切りなどで職を失った人たち24人を臨時職員に採用することを決め、9日から募集を始めた。募集するのは確定申告の電算入力や市内の防犯灯調査、古文書目録のデータベース作成などの事務補助者13人と、道路パトロール、学校、幼稚園の遊具や階段の塗装などの臨時作業員11人。雇用期間は2月1日から3月末までで、昨年12月1日以降に解雇などで失業した人が対象。今月23日まで募集し面接試験を行う。
市は今後も、臨時職員の採用を検討する。関連の対策として、市営住宅の提供▽外国人向け相談窓口の設置▽就職ガイダンスの開催▽失業者を正社員に採用した事業所への雇用奨励金支給—なども実施する。臨時職員採用の問い合わせは職員課=電話0848(67)6025。
【写真説明】臨時職員の採用などを決めた三原市緊急経済・雇用対策推進本部の会合