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2009年01月09日(金) 19時08分

<防衛大綱懇>年末改定へ検討開始 極東情勢など課題に毎日新聞

 政府は9日、日本の防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」(防衛大綱)の見直しを検討する「安全保障と防衛力に関する懇談会」の初会合を、首相官邸で開いた。麻生太郎首相の諮問機関で、東京電力の勝俣恒久会長が座長に就任。政府は年末に現大綱を改定する方針だ。

 近年の中国、ロシアの軍事力増強や北朝鮮の核問題への対応▽米国のオバマ新政権との日米同盟の強化▽インド洋やイラクの経験を踏まえた国際協力のあり方▽宇宙の防衛利用▽選定が遅れる次期主力戦闘機(FX)問題−−などが課題。【松尾良】

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