2011年春から新大阪—鹿児島中央間を乗り換えなしの直通で結ぶ新幹線新型車両(8両編成)が8日、広島市南区のJR広島駅に初めてやってきた。最新型のN700系がベース。車体は青磁器を思わせる薄い水色で、こう配の多い九州に対応し全車両にモーターを備えている。最高時速300キロ。広島—鹿児島中央間を約2時間半で結ぶという。この日は博多—姫路間で試験運転を実施。午後12時21分に上りホームに到着すると、見たこともない外観に乗客はびっくり顔だった。
【写真説明】試験運転で広島駅に到着した九州新幹線の新型車両