福山市多治米町、日本写真作家協会会員の写真家中下博雄さん(58)の初の個展「瀬戸内・鞆の浦 自然の美 光と影」が8日、同市鞆町の国重要文化財の太田家住宅・新蔵で始まった。
この10年間に撮りためた33点を展示する。刻々と空の色を変える早朝や夕暮れ時、穏やかな海面に漁船が描き出す波模様など、印象的な瞬間を鮮やかに切り取っている。2歳から22歳まで鞆町で育った中下さん。ライフワークとして鞆の浦と瀬戸内海を撮り続けている。12日まで。無料。
【写真説明】太田家住宅で始まった中下さんの写真展
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901090049.html