国の特別天然記念物の秋芳洞(美祢市)が、4月に開洞100周年を迎えるのに合わせ、市は5月以降、記念写真展を開く。展示する写真を全国から募集している。
秋芳洞は1909年の開窟式以降、観光化。約1キロの観光コースに黄金柱や百枚皿など、鍾乳洞ならではの見どころが並ぶ。記録が残る46年以降、延べ6300万人以上を迎え入れた。
写真展は通年開催を予定。洞入り口周辺の商店街の店舗に協力を呼び掛け、寄せられた写真をパネルにして飾る。絵画など秋芳洞にまつわる思い出の品も合わせて募集する。複写や展示後に持ち主に返却する。
写真展のほか、記念スタンプ作成や洞内ライトアップなども展開する。写真などは郵送や電子メールで2月末まで受け付ける。市観光振興課内の開洞100周年祭実行委=電話0837(62)0304。
【写真説明】秋芳洞内の見どころの一つの黄金柱