2009年01月09日(金) 00時11分
離党近く判断=公務員改革、首相の姿勢批判−渡辺元行革相(時事通信)
自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は8日午後、衆院予算委員会での麻生太郎首相の公務員制度改革に関する答弁について「麻生首相では(官僚の)天下り根絶は無理だ」と批判した。離党については「きょう考える」と述べ、近く最終判断する考えを示した。国会内で記者団に語った。
渡辺氏は、定額給付金が盛り込まれた2008年度第2次補正予算案への対応を記者団がただしたのに対し、「これは決定だ。アウトだ」と述べた。2次補正採決での反対を表明した発言と受け止められたが、同日夜になって「公務員改革に対する麻生政権のスタンスに関してコメントした」と説明。2次補正への賛否に関しては言及を避けた。
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