2009年01月09日(金) 20時49分
かんぽの宿バトル…「早く譲渡」の日本郵政を鳩山総務相批判(読売新聞)
日本郵政の西川善文社長は9日の衆院予算委員会で、「かんぽの宿」のオリックスへの一括譲渡について、「(2012年9月末までの)売却か、廃止が郵政民営化関連法で決まっているので、従業員の雇用確保を早くはっきりさせる必要がある。不採算事業なので(施設を)持てば持つほど負担もかかり、早く譲渡したい」と述べ、理解を求めた。
一括譲渡に反対する鳩山総務相は同委で、「(景気悪化の)こんな時に安売りするのかと、国民は怒るだろう。どう考えてもおかしな話だ」と、日本郵政を批判した。
また、総務相は9日の記者会見で、オリックスの宮内義彦会長について、政府の総合規制改革会議などの議長時代に「郵政民営化に強い執念を持っていたと、周りの人が言っている」と指摘。その上で、「自分が強くタッチした事柄からは身を引くべきで、倫理や道徳、哲学の問題だ」と、オリックスに辞退を促した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000061-yom-pol