昨年は、売値が5万円前後のネットブックなるミニノートPCが流行したり、ユニクロの人気が再燃したり、低価格帯の商品がブームになった年でした。
低価格というと、昔からパソコンのパーツには「バルク」という安く販売するスタイルがありますワン。バルクで売られているパーツはバルク品などと呼ばれます。
バルク品は化粧箱に入っていない、説明書も、保証書も、ソフトウエアも付いていない、簡易包装で売られているパーツです。パソコンを自作している人にはおなじみのものですが、普通にメーカーパソコンを使っているだけなら、一生触れる機会もないかもしれません。しかし「パソコン買い替えのお金を節約して、自力でHDDだけ大容量のに交換しよう!」なんてときには、きっとバルク品のお世話になるでしょう。
通常、バルク品は化粧箱入りの品よりも安く売られていますが、ちゃんと動作する新品です。元々メーカー製のパソコンに組み込むはずだったけれど余ってしまったなどの理由で業者向けのパーツが小売店に回り、一般に販売されているものですワン。箱がなくても中身は同じだし、説明書はたいていメーカーサイトにあるし、「安いバルク品で充分!」という人は多いです。
しかし、注意したいことがひとつ。トラブルがあっても、まずメーカーのサポートは受けられません。最近は製品保証があるものも見かけますが、基本的にバルク品は自己責任で使うもの。サポートなしもお値段が安い理由のうちなんですワン。