2009年01月08日(木) 02時30分
<次期衆院選>安倍元首相の秘書官が出馬へ 神奈川17区(毎日新聞)
安倍晋三元首相の政務秘書官を務めた井上義行氏(45)が、次期衆院選に神奈川17区から無所属で立候補する意向を固めたことが7日分かった。2月にも正式表明する。
関係者によると、井上氏の出身地で17区の神奈川県小田原市を中心に高校、大学のOBなどから出馬を求める声が高まっていた。井上氏は2日に開かれた箱根駅伝で母校の日大の応援に駆けつけたOBらに「期するところがある。無所属でと考えている」と語ったという。
17区では河野洋平衆院議長が08年9月、今期限りでの引退を表明。後継として早大公共政策研究所客員講師の牧島かれん氏(32)が自民党公認で出馬することが決まっているが、選挙区外の同県横須賀市出身だったことなどから、河野氏後援会内にも反発があったとされる。他に民主党新人で元生命保険会社員、神山洋介氏(33)も立候補表明している。
井上氏は88年、旧国鉄から旧総理府職員に転身。05年10月に安倍官房長官(当時)の政務秘書官に就任し、首席首相秘書官も務めた。現在は安倍元首相の秘書を務めている。【澤晴夫、犬飼直幸】
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