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2009年01月08日(木) 20時38分

<薬物検査>改定で費用の9割はtotoの助成事業で負担毎日新聞

 文部科学省と日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は8日、大きく改定されるドーピング(禁止薬物使用)検査の事務手続きについて説明会を開いた。09年度から、日本スポーツ振興センターが運営するスポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の助成事業に一本化されることが、競技団体の担当者に説明された。

 従来、検査費の25%が競技団体の負担で、75%がtotoの助成金。旅費や運搬費といった運営費は国などの委託事業となっていた。新年度から、検査にかかる費用全体の10%を競技団体が負担し、残りをtotoの助成金でまかなう。totoの売上額は08年、過去最高の948億9095万4200円を記録している。

 新年度から、1個体当たりの検査費値上げが予定されていることもあり、競技団体の負担が従来より軽くなるかどうかは不透明。JADAの浅川伸事務局長は「年間4500前後の検査数を維持するか、またはプラスアルファできるよう競技団体にお願いしたい」と話している。

【栗林創造】

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サッカー:toto・GOAL2 第374回

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