2009年01月08日(木) 17時12分
「かんぽの宿」譲渡額は109億円=鳩山総務相の批判受け開示−日本郵政(時事通信)
総務省の田中順一官房長は8日、衆院総務委員会の理事懇談会で、日本郵政が昨年12月に保養・宿泊施設「かんぽの宿」70施設をオリックス不動産(東京)に一括売却することを決めた経緯を説明、譲渡予定額が108億8600万円であることを明らかにした。
かんぽの宿の売却をめぐっては鳩山邦夫総務相が6日、「オリックスの宮内(義彦)会長は郵政民営化の議論もした規制改革会議の議長をやった。そこに一括譲渡となると、国民が『できレースではないか』と受け取る可能性がある」と述べ、見直しを求める考えを表明。日本郵政は譲渡予定額を公表していなかったが、8日になって監督官庁である同省に文書で説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090108-00000104-jij-pol