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2009年01月07日(水) 00時00分

[予告編] 第6回のゲストはバズ・オルドリン博士読売新聞


宇宙船のランデブーの話から恋愛のランデブーの話題までもりだくさん。
月を歩いた宇宙飛行士と”恋バナ”でランデブー

 シンガー・ソングライターの松任谷由実さんが、スペシャルなゲストと対談する「yumiyoriな話」。第6回のゲストは、1969年7月にアポロ11号のパイロットとしてニール・アームストロング船長(78)とともに人類で初めて月に降り立った、元宇宙飛行士のバズ・オルドリン博士(78)。

 2009年は人類が初めて月に降り立ってから40年。その記念の年に公開される映画「ザ・ムーン」のPRためにオルドリン博士は来日した。

 ユーミンさんが、「シンガーをやっています」と自己紹介したところ、オルドリン博士に「君は、マドンナみたいな歌手なのかい?」と聞かれたそうだ。

 今回で「yumi yoriな話」も半分が過ぎ、ようやく折り返し地点。過去5回、お笑いコンビ、俳優、司会者、歌舞伎役者と多彩なゲストと対談を行ってきたユーミンさんは、「異種格闘技ですから」とさらり。「異種格闘技戦」といえば、思い出すのがアントニオ猪木さん。「モハメド・アリでも、ウイリー・ウイリアムスでもかかってこい!(古!)」(実際は言っていません)と、ユーミンさんの意気込みが感じられる「真剣勝負」だ。


映画の記者会見で記念撮影を行う、バズ・オルドリン博士とスヌーピー。

 アポロ計画から40年経った今でも、月に降り立った宇宙飛行士はたったの12人しかいない。そんな偉業を成し遂げたヒーローをユーミンさんはいったいどのように迎えるのか。宇宙船のランデブーの話から恋愛のランデブーの話題に持ち込むユーミンさん、予習もしっかりしてきて、やはりタダモノではない。

 対談では毎回ステキなファッションでファンを楽しませてくれている。「今回は相手が年配の方なので、おとなしくスーツにしてみました」。シンプルなスーツかと思いきやスカーフには「月」のイラストが。衣装は私服とのことだが、スーツと同じブランドでたまたま「月」が描かれたスカーフを見つけ選んだそうだ。どんな相手でもファッションを合わせられるユーミン邸には、どれだけのワードローブがあるのだろうか?

 一方、ファインダー越しにオルドリン博士を狙っていると、博士の指にも「月」の形をした指輪が光っている。

 ユーミンさんの曲の歌詞にも宇宙や月がよく出てくるが、OLIVE(アルバム)の中の「未来は霧の中に」という歌に、まさに「月を歩く宇宙飛行士……」のくだりが。今回の対談も運命的な出会いだったのでは。

 大気圏外から見る地球の美しさについて語ることのできる、数少ない人物に貴重な話を聞いたユーミンさん。いつかまた、オルドリン博士との対談を元に宇宙の曲が書かれるかもしれない。

 詳しくは1月10日(土)の夕刊紙面をお楽しみに!(※掲載日は地域によって異なります)※対談の完全版はでご覧になれます。※対談の完全版はでご覧になれます。

(ヨミウリ・オンライン)

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プロフィル
松任谷由実  (まつとうや・ゆみ)
シンガー・ソングライター。1972年デビュー。
「卒業写真」など、長年愛され続ける曲を世に送り出す。90年のアルバム「天国のドア」は、日本人初の200万枚超えの売り上げを記録した。「松任谷由実・オフィシャルサイト」はこちら

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yumiyori/20090107yy01.htm