2009年01月07日(水) 20時05分
英語単語帳70日で丸暗記 ホリエモンの「東大合格術」(J-CASTニュース)
「ホリエモン」こと堀江貴文さん(36)がブログで自身の「東大受験」について熱く語っている。5〜6割の正解率しかなかった英語のセンター試験が、単語帳丸暗記という勉強法で、9割以上の正解率になり、結果的に東大に合格できたというのだ。「ドラゴン桜」も顔負けのホリエモンの東大合格術とは?
■「ドラゴン桜」に「正直やられたなーと思った」
2009年1月6日のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」では、東大受験をテーマにした人気漫画「ドラゴン桜」について「この本が出たとき正直やられたなーと思った」と述べている。この日のブログのタイトルは「ドラゴン桜」にも登場するセリフ「教えてやる東大は簡単だ!」。どうやら「東大合格の方法」について先に書かれてしまったという感慨のようだが、ブログでは自身の東大受験の体験が2000字を超える長文で書かれている。
まず、東大を選んだ理由について、「退屈な田舎を抜け出したかったから」「東大は1-2年が駒場で渋谷に近いというのもポイント高かった」などと説明している。ただ、中高時代については「入学してからはすぐに落ちこぼれました」というほど、勉強をしてなかったらしい。高校3年の夏頃の東大模試でもE判定かF判定という状態だったという。
そんなホリエモンだが、東大を受験するにあたっては後期(2次試験の後期日程試験)を「本命」としていた。理由は、センター試験が3科目であるのと倍率が低いことに加え、
「後期の2次試験は英語と小論文です。小論文なんかは、もともと得意だったので、英語さえなんとかなれば、受かるなと思っていました」
のだそうだ。そうしたこともあって、堀江さんは「東大受験は英語がキーポイントなんです」と書いている。気になるその勉強法だが、200ページくらいの英語の単語帳を、用例や派生語もふくめてページごと覚えるというもので、1日見開き2ページ暗記していたらしい。
「100日の計画でしたが、実際は前倒しして70日くらいで達成しました。最後は丸暗記してるので、最初っから最後まで閉じたまま、そらんじていました。これくらいなら気合入れれば誰でもできると思います」
■続編は次回に掲載される
ホリエモンはこの勉強法で、センター試験の英語で200点満点の170〜190点くらい取れるようになり、2次試験の模試でも120点満点中80点くらい取れるようになったという。
実際には、「本命」の後期ではなく、科目数の多い前期試験で合格してしまったようだが、ホリエモンは「続きは次回でお話ししましょう」と結んでいる。
ホリエモン式英語法については、「こういうやり方もあるんだな、へぇと感じたかな」(39歳、東大卒会社員)と一定の評価がある一方、ブログのコメント欄には「簡単な事を日々完璧にやる。これらは簡単ではありません」「まぁ、ほりえもんなら、それぐらい楽勝か」「気合いでなんとかなれば苦労しません」といったツッコミも寄せられている。
ちなみに、ホリエモンは自身の著書「100億稼ぐ仕事術」(ソフトバンク パブリッシング)のなかでも「東大合格」について語っており、同様の英語の勉強法を紹介しているほか、センター試験の国語は「反復練習」、理科は配点が低いために「後回し」、などといった具合に、体験を綴っている。
「このとき身に付けた英語力で、今も外国人とビジネスをやっている」
と著書では英語勉強法について自信をのぞかせるホリエモン。「東大合格」についても、
「私の最初の成功体験となった」「すべて自分でプランを練って、その通りに実行する集中力と実行力が自分に備わっていることを理解した瞬間でもあった」
と振り返っており、「東大合格」は思い入れのある体験のようだ。
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