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2009年01月07日(水) 14時31分

米Apple、「iTunes Store」の全楽曲をDRMフリー化へImpress Watch


 米Appleは6日、「iTunes Store」で販売している楽曲を3月末までにすべてDRMフリーにすると発表した。すでに、4大メジャーレコードレーベルのUniversal Music Group、Sony BMG、Warner Music Group、EMIのほか、数千のインディーズレーベルがこれに同意しているという。

 「iTunes Store」で提供されている全1000万曲のうち800万曲が6日から、AppleのDRMフリーフォーマットサービスである「iTunes Plus」で提供される。残りの200万曲も3月末までに「iTunes Plus」で提供される予定だ。

 ユーザーが保有している音楽ライブラリーを、ワンクリックでDRMフリーにアップグレードすることもできる。そのための価格は、1曲につき楽曲価格の30%またはアルバム価格の30%。

 「iTunes Plus」では、DRMフリー楽曲を256kbpsでエンコーディングしており、Appleではオリジナル録音と「実質的に区別できない」品質と説明している。

 また、これまでiPhone 3Gでは、「iTunes Store」の楽曲をWi-Fi経由でしか購入できなかったが、6日からは3Gネットワーク経由でも購入できるようになった。価格はパソコン向けサービスと同じだ。iPhone 3Gで購入した楽曲は、次のiPhoneシンクロ時にパソコンにもシンクロされる。

 さらに4月には、「iTunes Store」で販売する楽曲の価格体系も変更する。価格は、69セント、99セント、1.29ドルの3種類に設定される。なお、アルバム価格は、ほとんどの場合9.99ドルとなっている。これにより最安の楽曲は1曲69セントとなるが、69セントの曲の方が1.29ドルの曲よりも数が多いとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000012-imp-sci