2009年01月07日(水) 10時07分
<ガザ紛争>市民犠牲にオバマ氏「憂慮」 具体案は明言せず(毎日新聞)
【ワシントン草野和彦】オバマ次期米大統領は6日、パレスチナ自治区ガザ地区の軍事衝突について「ガザとイスラエルで市民が犠牲になっている事態を憂慮する」と語った。オバマ氏はこれまで「現在の大統領は(ブッシュ氏)1人。事態を注視している」として明確な立場を示すことを避けてきた。「沈黙」を保つ姿勢に対し、アラブ社会などから批判が上がったことに配慮したとみられる。
ただ、具体的な紛争収拾への手段については「1月20日(の大統領就任後)には話すことがたくさんある」と明言を避け、「(就任)初日から解決に向け効果的、継続的に関与する」と述べるにとどまった。
【関連ニュース】
ガザ侵攻:国連の学校空爆 パレスチナ人死者640人に
ガザ侵攻:アラブ諸国が国連採択要求
仏大統領:停戦要求、イスラエル首相が拒否 ガザ侵攻
米国務省:ガザ停戦に3条件 ロケット弾攻撃停止など
ガザ侵攻:EU議長国、停戦に「前向きなシナリオ用意」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000020-mai-int