三洋電機が赤字の半導体事業を縮小し、国内のグループで約6000人いる半導体関連の正社員のうち、数百人規模の希望退職者を募る方向で調整していることが5日、明らかになった。
三洋の半導体事業は2008年9月中間連結決算で、営業赤字となるなど、苦戦が続いている。事業縮小と人員削減は避けられないと判断した。海外に7か所ある組み立て工場も集約する方向だ。三洋は3月末をめどに、パナソニックの子会社となる見通しで、これに向けて懸案の半導体事業のリストラを加速させる。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090106-OYT1T00042.htm