2009年01月06日(火) 19時35分
<ヤマダ電機>九十九電機の事業取得 店名・雇用は継続へ(毎日新聞)
家電量販店最大手のヤマダ電機は6日、民事再生手続き中の東京・秋葉原の老舗パソコン専門店、九十九(つくも)電機の事業を取得する方向で同社と基本合意したと発表した。今後具体的な条件面の協議を進め、今月31日に正式決定する予定だが、現在の「ツクモ」の店名や従業員約250人の雇用は継続する方針という。
九十九電機は78年に秋葉原初のパソコン・通信機の専門販売店を開業したことで知られ、現在、秋葉原を中心に大阪、名古屋、札幌などで店舗展開している。海外の低価格パソコンや部品の販売などでマニアの人気を集めたが、資金繰りが悪化して昨年10月に東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
ヤマダは九十九電機の事業取得でパソコン部品の販売力強化につなげたい考えだ。【小倉祥徳】
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