2009年01月06日(火) 14時57分
稲川会幹部の自宅から手榴弾(産経新聞)
手榴(しゅりゅう)弾を所持していたとして、県警薬物銃器対策課と保土ケ谷署は6日、火薬類取締法違反(手榴弾所持)の容疑で、神奈川県綾瀬市大上の指定暴力団稲川会幹部、平山悟容疑者(40)を逮捕した。平山容疑者は「1年ほど前に人から預かった。中身は知らなかった」と容疑を否認している。
調べでは、平山容疑者は平成20年10月30日午前、自宅に手榴弾1個を所持していた疑い。県警は覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で同日、平山容疑者の自宅を捜索。寝室の押し入れのタンスの中に毛布と軍手にくるまれた手榴弾を発見し押収した。覚醒(かくせい)剤は見つからなかったが、尿検査で覚醒剤を検出し、11月4日に同法違反(使用)の容疑で逮捕した。同罪で起訴済み。
陸上自衛隊の鑑定の結果、手榴弾は高さ89ミリ、直径63・6ミリ、重さ453グラム(うち火薬152グラム)。手榴弾は使用可能で、米陸軍やカナダ軍が使用しているM67とみられるが、重さなどが正規のものと違うため、県警は密造の可能性も視野に入れて捜査している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090106-00000561-san-soci