2009年01月05日(月) 20時39分
<新車販売>34年ぶりの低水準 08年国内台数(毎日新聞)
日本自動車販売協会連合会(自販連)が5日発表した08年の国内新車販売台数(軽自動車を除く)は前年比6.5%減の321万2342台で、5年連続で前年を下回り、74年以来34年ぶりの低水準となった。12月単月では前年同月比22.3%減の18万3549台と5カ月連続で前年割れ。12月としては68年の統計開始以来、初めて20万台を割り込んだ。
米国発の金融危機に伴う景気悪化が響いた。特に秋以降は消費者の買い控えが深刻化し、12月としての減少率は71年の26.2%減に次ぎ過去2番目の大きさ。11月(27.3%減)に続き、2カ月連続で20%以上の大幅な減少率になった。車名・ブランド別でも、12月はトヨタ(レクサスを除く)が17.1%減になるなど、国内13ブランドすべてが前月に続き前年割れとなった。
また全国軽自動車協会連合会が5日発表した軽の08年の販売台数は、前年比2.6%減の186万9893台で、2年連続の前年割れとなった。08年の軽を含む全体の販売台数は、前年比5.1%減の508万2235台となり、80年以来28年ぶりの低水準。前年割れは4年連続で、ピークだったバブル期の90年(777万台)に比べ3分の2の規模に縮小した。【宮島寛】
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