2009年01月05日(月) 20時37分
ガソリン下落が背景? Uターンラッシュが激化(読売新聞)
東日本、中日本、西日本の各高速道路会社は5日、年末年始(12月24日〜1月4日)の高速道路の渋滞状況を発表した。
発表によると、30キロ以上の渋滞は1年前の期間中(12月26日〜1月6日)より2回多い12回。年末の帰省が分散型になった影響からか、うち11回は年始の上り線で、1月3日夕に九州道・広川インターチェンジ(福岡県)付近で58・7キロ、関越道・高坂サービスエリア(埼玉県)付近で48・4キロを記録した。
1日あたりの利用台数は1年前の期間中に比べ3・9%増えており、各社では「長い休みを取りやすい曜日配列やガソリン価格の下落が影響したのでは」と分析している。
◆空と鉄道は利用ダウン、ただし韓国便は追い風◆
JR6社と国内航空各社は5日、年末年始(12月26日〜1月4日)の利用状況を発表した。
JRの特急、急行利用者は約1109万人で1年前に比べ2%の減少。下りは3%上回ったが、上りは8%下回った。JRでは、5日以降の利用客も多いためとみている。またJR東日本は、12月29日に起きた新幹線トラブルに伴うキャンセル客が約1万人に上ったと発表した。
一方、空の便では、国内線は日本航空グループが1・9%、全日空グループは6・8%の減少で、旅客数はともに約118万人。国際線も日航が5・5%、全日空が0・2%の減少となるなど景気悪化の影響が見られたが、路線別で見ると円高ウォン安の追い風を受けた韓国便は、全日空で25%増と好調だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000048-yom-soci