2009年01月05日(月) 20時12分
ゆうちょ銀、全国の金融機関と相互振り込み開始(読売新聞)
ゆうちょ銀の利用者は、5日から全国1431の金融機関との間で相互に振り込みができるようになった。
ほかの金融機関の利用者が、ゆうちょ銀口座に振り込む際には、口座番号とは別の振り込み専用番号が必要だ。
利用者は、振込先のゆうちょ銀の口座番号を決まった方法で専用番号に読み替え、ATMで番号を打ち込んだり、振込用紙に書き込む必要がある。
郵便局では利用者が持っている通帳に専用番号を印字するサービスを行っているが、08年末時点で、全体の2割程度しか利用していない。
ゆうちょ銀は他の金融機関と協力し、昨年12月からATMコーナーや窓口に振り込み方法の案内ポスターなどを設置している。
また、ほかの金融機関からの振り込みが可能になったことで、ゆうちょ銀の貯金限度額が1人当たり1000万円の限度額を超える事態が頻発する可能性がある。超えた場合には、貯金額を減らすようにゆうちょ銀が利用者に要請したうえで、従わない場合は、超過分を現金で払い戻す措置が取られる。
ゆうちょ銀は、国に限度額撤廃を求めているが、ゆうちょ銀の肥大化を懸念する民間金融機関の業界団体である全銀協は反対している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000044-yom-bus_all