2009年01月05日(月) 20時10分
世界株価指数、過去最大の下落率…ドル換算(読売新聞)
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の調査によると、2008年の世界46か国・地域の株式相場は全体で年間下落率が44・01%と、1989年の調査開始以来、最大の落ち込みを記録した。
また、初めて全対象国・地域で下落した。
各国市場に上場する時価総額1億ドル以上の銘柄を対象に、ドル換算で独自の株価指数を算出した。
最大下落率(46位)はロシアの73・67%で、自国通貨が対ドルで急落した国ほど落ち込みが激しかった。
日本の下落率は29・22%で2番目に小さく、米国は38・68%で5番目に小さかった。
日経平均株価(225種)の年間下落率は42%で、米ダウ平均(34%)より大きかったが、円高の影響で順位が入れ替わった。
新興国は下落が著しく、インドは前年の78・98%の上昇から64・51%の下落になった。アイスランドやパキスタンは基準を超える落ち込みとなり、調査対象から外れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000043-yom-bus_all