2009年01月05日(月) 20時39分
麻生首相、渡辺元行革相の離党言及に「個人の話だから」(産経新聞)
麻生太郎首相は5日夜、首相官邸で記者団に対し、渡辺喜美元行革担当相が自民党離党に言及していることについて、「個人の話だから何とも答えようがない」と述べた。ぶらさがり取材の詳報は以下の通り。
【労働者派遣法】
−−舛添要一厚生労働相が今日の閣議後会見で、労働者派遣法改正案に触れ、製造業の派遣を禁止したい意向を明らかにした。首相の考えは
「詳しく知りませんね。その内容を。どこを改正すると言ったんです?」
−−えっと…
「分かってないならいいんですが。どこを改正するか分かりませんから、ちょっと答えようがないんですが。少なくとも法案を提出していると思いますので、改正案の話を。確か自分の役所から出しておられるんだと。あれ閣法でしょ。ですから、あそこの役所から出しておられると思いますから、そこの役所の話をどうするか…ちょっと私、詳しく内容分かりませんから。答えようがありません」
−−派遣切りを招いたといわれる製造業の派遣自体についてはどのように考えるか
「ぼくは基本的にはあの当時はあれがいいと、みんなで言われてやられたんだと記憶してますけど。その当時はよくって、みんなで通されたんだと思いますんで。確かあれ多くの方の希望もあって、あの法律に変えたんだ。そんな記憶があるんで。ちょっと正確な記憶じゃありません。ただ、そういう内容のもので、今の時代に合わないということで、もう一回変えるというのであれば、それなりの背景があったから、今回改正が出されたんだと思いますので、その改正が出された法案というのが通るというのがまずは大事なのかなと思いますけど」
【小泉元首相と面会】
−−今日、小泉純一郎元首相と会ったが、どのようなアドバイスを受けたか
「別にありません。あいさつだったと思いますけど」
−−「もっと攻めないとダメだ」というような話があったということだが
「いろいろありましたけどね」
【造反問題】
−−渡辺元行革担当相は今日、早期の解散・総選挙や定額給付金の撤回などを求める提言書を自民党に提出した。提言が速やかかつ真摯(しんし)に検討、審議されない場合は離党するということも明記しているが、どのように受け止めるか
「正直、私は読んでませんから。答えようがありません。私のところまで上がってきておりませんので、(細田博之)自民党幹事長のところで対応されるんだと思います。まず基本はね。それがまず最初です。それから今の話ですけど、早期に解散。私は今解散するより、きちんと政策を実行する方が大事と、ずっと同じことを言っています。それからもう一つなんですって、理由は」
−−速やかかつ検討、審議…
「いやその前です」
−−定額給付金の撤回…
「定額給付金の撤回も今、法案を出してお願いしている最中。今日、法案も提出しておりますんで、それを今、定額給付金をやめるという話をする気はありません。従って、真摯に対応できなければ離党される。離党される、されないは、これは個人の話ですんで、何とも答えようがありません」
−−与党幹部は昨日、造反する可能性のある議員に対して、首相から直接電話するよう要請したということだが、いつ、どのような形で電話する考えか
「電話をするというように要請されたことはありません」
【東シナ海ガス田開発】
−−東シナ海のガス田開発について…
「今、お辞儀したから終わり」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000576-san-pol