2009年01月05日(月) 12時05分
新党結成「あり得る」と渡辺喜美氏、民主との連携は否定(読売新聞)
自民党の渡辺喜美・元行政改革相は5日午前、民放のテレビ番組に電話で出演し、自らの離党について「(衆院早期解散や定額給付金の撤回などの)提案があるので(党執行部に)のめるかのめないか聞く。(提案に応じない場合の離党について)覚悟はできている」と述べ、改めて決意を表明した。
新党結成に関しては、「国民運動の延長であり得るかもしれない」と含みを持たせた。
ただ、民主党との連携については、「(年功序列方式を見直すなどの)公務員給与法の改正や独立行政法人改革は、労働組合を抱える民主党ができない話だ」と否定的な考えを示した。
これに対し、自民党の大島理森国会対策委員長は5日午前、国会内で記者団に「定額給付金は党内の議論を経て決定した。それを『面白くない』というのは党人、政治家としていかがか」と批判した。
河村官房長官は「(定額給付金は)撤回する状況にない」と強調した。
鳩山総務相は「勝手な言い分だ。組織の一員である以上、全く理にかなわない話だ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000015-yom-pol