2009年01月05日(月) 12時35分
渡辺氏離党発言に批判相次ぐ=「理にかなわぬ」「冷静に考えよ」−閣僚(時事通信)
自民党の渡辺喜美元行政改革担当相が早期の衆院解散や定額給付金撤回が受け入れられない場合は離党する意向を固めたことについて、5日午前の閣議後の記者会見で閣僚から渡辺氏の対応を批判する発言が相次いだ。鳩山邦夫総務相は「組織の一員である以上は、自分の言うことを組織が聞かないから離脱するというのは全く理にかなわない話だ」と述べた。
与謝野馨経済財政担当相は「大層元気がよくていいとは思うが、たまには物事を冷静に考えた方がいいんじゃないか」と皮肉を交えて批判。郵政民営化に反対して離党した経験のある野田聖子消費者行政担当相は「そんなに軽々なものではない。大変厳しい試練だった」と自制を促した。
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