福山市出身で、阪神タイガースに入団した早大の上本博紀選手(22)が4日、同市柳津町にある中学時代に所属した「松永ヤンキース」のグラウンドで初練習した。元チームメートらと約2時間練習。ランニング、キャッチボール、ノックなど軽めのメニューで汗を流した。上本選手は「ここが自分の原点。プロでも基本を大事にがむしゃらにやりたい」と抱負を語った。
この日は、ヤンキースも新年最初の練習。メンバーらが見守る中、上本選手は右方向を意識したフリー打撃を披露。主将で向島中2年、妹尾治樹君(14)は「練習にも身が入ります」と先輩の動きに見入っていた。
【写真説明】松永ヤンキースの後輩たちの前で打撃練習する上本選手