2009年01月05日(月) 11時24分
<渡辺喜美氏>離党意向に相次ぐ批判 政府・与党(毎日新聞)
自民党の渡辺喜美元行革担当相が離党に踏み切る意向を示したことに対し、5日午前、政府・与党から批判が相次いだ。
鳩山邦夫総務相は初閣議後の記者会見で「どんな組織でも自分の言い分が通らなかったら離脱するというのは、あまりに勝手な言い分だと思う。親が言うことを聞かなかったら子供は家出するのか。だったら子供の言うことを全部聞かなければならなくなるじゃないか」と強く非難した。
郵政民営化に絡み離党経験がある野田聖子消費者行政担当相は「不本意ながら離党したことのある人間としては、そんなに軽々なものではない。波及するかどうか分からないが、私には波及しない」と語った。
渡辺氏が離党した場合の次期衆院選の対応について、自民党幹部は「(対立候補を)当然立てる」と語った。
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