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2009年01月05日(月) 01時20分

<フグ>下関で初競り…2009年は「ふく年」毎日新聞

 フグの水揚げ日本一を誇る山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場で4日、新年最初のフグの競りがあった。フグのことを「ふく」と呼ぶ下関では2009年は「2」と「9」にちなんで「ふく年」。市場関係者は消費拡大をPRしている。

 今シーズンのフグ漁は昨秋の解禁以降、不漁が続き、昨年暮れには19年ぶりに1キロ4万円の高値になるなど不安定な取引が続く。しかし、この日は正月返上で出漁したフグ漁師らが天然の外海物2トン、内海物0.5トン、養殖物15トンを入荷。例年並みの同1〜2万円台で推移した。

 下関ふく連盟会長の松村久・下関唐戸魚市場社長は「年が明けてフグは一番おいしい季節。多くの人に本場の下関で食べてほしい」と話していた。【取違剛】

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