記事登録
2009年01月05日(月) 09時58分

心一つにスクエアダンス中国新聞

 ジミー・カーター元米大統領がたしなみ、ホワイトハウスでも踊ったという米国生まれのスクエアダンス。元大統領との交流を続ける三次市甲奴町で、住民がダンスを広めようと練習に励んでいる。スクエアダンスは、4組のカップルが、四角形の隊形から踊り始めるフォークダンスの一種。テンポのよい曲に合わせ、コーラーと呼ばれる指示役の掛け声で8人がいろいろな隊形になって踊る。無理なく、頭を使いながら運動を楽しめる。

 同町は、戦時中に供出された町内の正願寺の鐘が、カーター夫妻に渡ったのをきっかけに1990年から交流。中学生は毎年、米国を訪問している。14年前、同町にIターンしたダンス歴約30年の藤達昌子さん(62)が今年4月、「カータさんと縁が深い甲奴町で広めたい」とサークルを発足させた。「カーターベルスクエアダンスクラブ」と名付け、宇賀コミュニティセンターで毎週火曜、午後7時から2時間練習する。

【写真説明】軽快な音楽に合わせて、ダンスを練習するメンバー

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901050013.html