2009年01月05日(月) 22時17分
財務相が2次補正案で財政演説…国会、6日から代表質問(読売新聞)
通常国会が5日、召集され、中川財務相は衆参両院本会議で、2008年度第2次補正予算案に関する財政演説を行った。
2兆円規模の定額給付金について、財務相は「家計への緊急支援だ」として理解を求めた。与党は2次補正を早期に成立させ、09年度予算案の年度内成立を図る構えだが、野党は定額給付金に反対し、対決姿勢を強めている。
2次補正の一般会計総額は4兆7858億円で、雇用対策などが盛り込まれている。
関連法案は、定額給付金の財源を確保するための財政投融資特別会計特例法案、税収減による地方交付税の減少分を国が補填(ほてん)する地方交付税法・特別会計法改正案など3法案。
2次補正に関する与野党の論戦は、6日の衆院代表質問でスタートする。
民主党は5日、2次補正から定額給付金の予算を削除する修正案の衆院提出を6日に前倒しすることを決めた。
与党側は2次補正と関連法案を1月中旬までに衆院で可決する方針だが、民主党は徹底審議を要求しており、採決を巡って激しい攻防が予想される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000058-yom-pol