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2009年01月05日(月) 22時00分

栄養剤を誤投与、患者死亡 大阪の友紘会総合病院産経新聞

 大阪府茨木市の友紘会総合病院で2日、入院中の男性患者(87)=同府箕面市=が、胃に入れる栄養剤を誤って静脈に点滴され、直後に死亡していたことが5日、分かった。当日勤務していた女性准看護師(45)が「チューブを勘違いした」などと話しているといい、茨木署は業務上過失致死の疑いで事情を聴いている。

 調べでは、准看護師は2日午後4時ごろ、患者の血管につながっているチューブと、胃に入っているチューブとを間違え、栄養剤250ミリリットルを血管のチューブにつないだ。約30分後、別の准看護師がミスに気付いたが、男性は容体が急変し午後5時半ごろ死亡。病院側が同署に通報した。

 男性は、平成17年から入院。脳出血の後遺症で意識のない状態が続いていた。当時この病棟には46人が入院しており、平日昼間は看護師と准看護師5、6人を配置しているが、正月で2人しかいなかった。

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