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2009年01月05日(月) 22時00分

<乳児虐待>22カ所骨折、容疑の27歳父を逮捕 埼玉毎日新聞

 生後間もない長女を虐待し、肋骨(ろっこつ)22カ所を折る重傷を負わせたとして埼玉県警大宮西署は5日、さいたま市西区中釘、無職、徳永功容疑者(27)を傷害容疑で逮捕した。同署は「子供が泣くのでイライラしてやった」と容疑を認めていることを明らかにした。

 容疑は、昨年9〜10月、3回にわたって自宅居間で長女(現在、生後4カ月)の体を両手で強く締め付け、肋骨を折る全治1カ月のけがをさせた疑い。

 同署によると、徳永容疑者は妻(22)と1歳の長男、長女の4人暮らし。妻が不在だったり長男と入浴中に虐待していたため、妻は気づかなかったという。長女が飲むミルクの量が減ったため妻が病院に連れて行き発覚した。長女は治療を受け、現在は退院して市児童相談所に保護されている。【西田真季子】

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